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便秘の治療法
便秘治療の三原則
便秘の治療の三原則は、ずばりこの3つです!
1) 生活習慣の改善
2) 食生活の改善
3) 便秘薬の使用
1)生活習慣の改善
排便習慣をつける
朝起きると腸の運動が促され、便が動き始めます。さらに、朝食を摂ることで腸の運動が更に促進されます。ですから、きちんと朝食をとって、その15分〜30分くらい後に排便をする習慣をつけましょう。毎日の規則的な排便のリズムにより、便意が起こるようになり、便秘が解消されます。
軽めの運動を心がける
運動することで血液循環が良くなって、大腸の運動が活発になります。また便を押し出すために必要な腹筋の強化も期待できます。
便意を逃さない
便がしたいときに我慢を繰り返していると、直腸・結腸反射の機能がだんだん鈍くなり便意をもよおさなくなってしまいます。神経の働きが鈍くなり、便意を感じにくくなることによって腸の運動自体も弱まり、便秘が常習化します。
ストレスを貯めない
精神的ストレスが積み重なると自律神経の働きが乱れることにより腸の働きが乱されて、便秘を起こしやすくなります。ストレスを貯めずに上手に発散することが必要です。また、便秘を気にしすぎることもストレスになるので、気長に構える柔軟さ(気持ちの余裕)も必要です。
1)食生活の改善
規則正しい食事
朝、昼、晩の食事を規則正しくとることで排泄もスムーズに行われます。偏った食事は便秘を招くもとになります。栄養バランスに気をつけましょう。
適度な水分の摂取
水分の摂取が少ないと当然、大腸で水分が吸収されて便が硬くなります。
食物繊維の摂取
食物繊維は水分を吸収して便を柔らかくし、便の量を増やしてくれます。スムーズに排便するには、それなりの量が必要。食物繊維の多い野菜や果物、海藻類をたっぷりとることが、便秘予防の決め手です。
ビフィズス菌の摂取
人間の腸内には約100種類、100兆もの細菌がすんでいます。この細菌の中には健康に有害な働きをする細菌(有害菌)もいれば、逆に健康のために良い働きをする菌(有用菌)もいます。
この有用菌の代表格が「ビフィズス菌」です。ビフィズス菌は、その増殖に伴う代謝産物として有機酸を産生し、その酸が腸の蠕動を促進します。またビフィズス菌はビタミンB群を合成し、腸管を通じて皮膚の内部に到達して傷んだ元気のない細胞に働きかけ、細胞分裂を促す働きもあります。
オリゴ糖の摂取
オリゴ糖の働きが今、注目されています。微量でも腸内ビフィズス菌を増殖させ、善玉菌優勢のバランスの取れた腸内環境をつくる手助けをしてくれます。オリゴ糖は、口から入るとほとんどが大腸にまで達し、大腸に住み着いているビフィズス菌のえさとなるのです。
1)便秘薬の使用
| 機械的下剤 | |
|---|---|
| 浸潤性下剤 | 便の表面張力を低下させ、便が軟化膨張して排便が容易となりますが単剤では効果が不十分のため刺激性下剤との併用することが多いです。 脂溶性ビタミン剤の吸収障害に注意が必要です。 ・効果発現(時間):8〜12時間 ・バルコゾル |
| 膨張性下剤 | 多量の水分で膨張し、弛緩性便秘に有効です。習慣性はありませんが、作用は比較的緩徐であるため他薬と併用することが多い薬剤です。最大効果は2〜3日連用した後に出現しますが、妊婦では早流産を起こす恐れがあるので注意が必要です。 ・効果発現(時間):10〜24時間 ・バルコーゼ |
| 塩類下剤 | 習慣性が少なく長期服用も可能な薬剤です。腸管内に水分を吸収させることによって腸内容(便)は軟らかくなり増大し、その刺激により便意をもよおします。大量の水分とともに服用すると効果的です。 ・効果発現(時間): 等張液または低張液(薄めた場合):1〜2時間、 高張液:8〜10時間 ・酸化マグネシウム(カマ)、マグラックス、マグコロールP |
| 糖類下剤 | 服用すると無変化のまま大腸に達し浸透圧作用で効果を示します。また腸内分解で発生した有機酸により腸蠕動(ぜんどう)が亢進し排便を促します。糖尿病患者には中が必要です。 ・モニラック |
| 刺激性下剤 | |
| 大腸 刺激性下剤 |
小腸より吸収され血行性または直接大腸に入り粘膜を刺激することによって排便を促します。 ・効果発現(時間):8〜12時間(座薬は約5時間)・ センナ、アロエ、プルセニド、アローゼン、ラキサトール、ラキソベロン、 テレミンソフト、レシカルボンア、 |
| 自律神経作用剤 | |
a.弛緩性の便秘には副交感神経を刺激する薬剤: ワゴスチグミン、ベサコリン |
|
b.痙攣性の便秘には副交感神経を遮断する薬剤: トランコロン |
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| 腸内洗浄剤 | |
大腸検査や腹部手術の前処置として腸管内容物の排除をするとに使用します。 ・ ニフレック、マグコロール |
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| 浣腸 | |
| 浣腸薬には直腸を直接刺激する、グリセリンや、大腸を刺激する作用のあるビサコジルなどが配合されています。腸の蠕動(ぜんどう)運動を高めて排便を促します。激しい腹痛、悪心や嘔(おう)吐、痔出血がある人や、心臓疾患のある人は注意が必要です。 ・グリセリン、薬用石鹸 |
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