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便秘が原因の症状
便秘によって引き起こされる症状
便秘によって引き起こされる症状には以下のようなものがあります。
■おなかの症状
- 腹部膨満
いわゆる『おなかが張る』という状態です。便秘の場合腸内で悪玉菌が繁殖して腐敗発酵を起こし、ガスが発生しやすくなります。また器質的な病気(腸が閉塞したり狭くなったりする)のために便やガスの通過が悪くおなかが張る場合もあり注意が必要です。 - 腹痛
腸にたまった便やガスは便秘によって出口が塞がれ腹痛の原因になります。つまっている腸の口側腸管は便やガスを肛門側に送ろうと一生懸命動いて出そうとします。その際、痛みを生じるのです。腸のたるみの多い部分に起きやすく、S状結腸(左下腹部)に痛みが起きる場合が多いです。 - 食欲不振
腸内に便が貯留し、腸全体の動きが悪くなると食欲がわかなくなります。 - 吐き気
腸内に便が貯留し、腸全体の動きが悪くなると、消化液は消化管に貯留しやすくなり嘔気の原因となります。
■肌の症状
腸内に便が溜まると、老廃物が次第に醗酵してきます。さらにそこから毒素が発生し、それが肌に影響を与え、吹き出物、シミ・ニキビとなります。
また、新陳代謝の低下にもつながるため、血行が悪くなり肌にハリとツヤがなくなります。
■精神的症状
イライラや不眠の原因
■頭痛、肩こり、めまい
腸内に発生した毒素は、自律神経の乱れを及ぼし頭痛、肩こり、めまいが置きやすくなります。
■腰痛
便秘のため、腹部が便によって圧迫されるようになると、血液の流れがスムーズにいかなくなり、腰痛の原因となります。
■動脈硬化
便秘をしていると、胆汁として分泌されたコレステロールを大腸が吸収してしまい、体内のコレステロールが多くなってしまいます。結果的に血液中に溶けたコレステロールが血管内に蓄積されやすくなり動脈硬化の原因になります。
■アレルギー
便秘により腸内に便がたまるようになると腸内に悪玉菌が増殖しやすくなり、そこから吹き出した毒素(アレルゲン)がアレルギーの原因となります。アレルゲンによって出やすい症状は、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、じんましん、アレルギー性鼻炎などです。
■乳がん
便秘の人のほうが乳房に癌が転じやすい異常細胞を有する確立が高いという調査結果が出ています。
■肛門病変
- 内痔核(いぼ痔)
内痔核(いぼ痔)は肛門の奥(直腸との境)に生じた静脈のかたまりをいいます。りきみや便秘によりうっ血し膨らみ、出血しやすくなります。内痔核の付け根の粘膜が緩んで、たるんでくると肛門の外に飛び出してきます。これを脱肛といいます。うっ血は軟膏により炎症を抑えると軽快しますが、粘膜のたるみは薬では改善しないため脱肛がある場合には手術による治療が必要となります。(おおよそ入院5日〜14日)内外痔核は内痔核に肛門周囲の静脈のかたまりが加わったものをいいます。肛門粘膜は痛みの神経が敏感なため、痛みを伴います。 - 裂肛
裂肛とは肛門粘膜に生じた裂創(裂け)をいいます。りきみや便秘または太くて硬くなった便が無理に肛門を通過するために肛門の出口付近が切れる病気です。この位置は基本的に痛みの神経が繊細にはりめぐらされているので痛みが強いのです。 裂肛がひどくなるとその周囲が引きつれて修復されてきますが、繰り返し起きることにより肛門粘膜が線維化してきて狭くなってきてしまいます(肛門狭窄) 浅い裂肛は軟膏により炎症を抑えると軽快しますが、すぐに症状がぶり返したり、肛門がすでに狭くなってきている方は手術を考慮しなければいけません。(おおよそ日帰り〜14日入院手術)


